さいたま市の川合運輸株式会社です

2月 2013Monthly Archives

リバティベルオーケストラ第8回定期演奏会

クリスマスコンサートで紹介された定期演奏会。指揮の和田一樹氏や演目も楽しみでした。

曲はブラームス・大学祝典序曲、エルガーのチェロ協奏曲、そしてメインはベルリオーズの幻想交響曲。

第1楽章が終わった所で、マエストロが恋人のテーマなど簡単に曲の説明。

第4楽章になると、マエストロが早くも第5楽章を予感させるモンスターの如き迫力に。多彩でめまぐるしい第5楽章。緊張感と楽しさを感じる演奏でした。

アンコールはフィンランディア。

会場の富士見市民文化会館 メインホールはいつも横を通っていましたが、こんな良いホールがあるのは知りませんでした。少々場所が遠いためか、もっと多くの人に聴いていただきたかった、素晴らしい演奏会でした。

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ある日の風景

今日は家族以外は想像もつかない家での様子を。

昨日の朝、お化粧中の奥さんのいる部屋へ入るのに、めずらしくノックをしようと。そこへ途端に浮かんだのが、休符の後の三連符でバーンとドアを開けて「運命が戸を叩いています!」と少々驚かせました。(ベートーヴェンの第五番「運命」の冒頭)

このあたりはごく普通の日常風景。特に誰も反応なし。

そして、車に乗り込んだときはどうも心境が変わっています。何の意識もしないまま、何故か口ずさんでいたのは何と、月が出た出た、と「炭坑節」。

これには奥さんも驚いていましたが、自分でもなんで?

少々色々あって、先週末から頭のなかが混みいっていますが、昨日も一日格闘していましたので、夜になって帰りがけには音楽も浮かばないほど疲れ気味。

車を出そうとしてふと脇を見ると、東の空にオレンジ色のまんまるな月が見えたので、おお、これぞ炭坑節だ、などと言いながら・・歌まででませんでした。

家で片づけが終わり、さて日付も変わろうかという時に、つけたテレビからニュースが。
道徳教育の充実を図るという方針がだされ、教科化も検討されると。

これはおもしろい時代に。なにしろ私は自分が中学校時代から、道徳こそもっと大事にするべきことではないかと思っていた授業。

一日終わってみれば、よい一日。これはめでたい。そうか、今日は「花笠音頭」だ。

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イノベーション

昨日は協会主催のセミナーに専務が参加して、岸博幸氏の講演を聞いてきました。

丁度タイムリーに日銀総裁の人事のことにも触れて、ずいぶんとコアな内容も。

とても印象深かった話が2つ。

岸氏はエイベックスの役員にも就任しているとかで、音楽業界の話にもなったようですが、物流業界よりも景気が悪いと言われている音楽業界のなかで、AKB48は音楽業界のイノベーションの大成功例としていたこと。

日本人はイノベーションとは技術革新の事と捉えているけれども、岸氏の言うイノベーションとは「創意工夫」という事であり、あらゆる会社にとりいれられることであると強調していたとの事です。

もうひとつ、アメリカのハリケーン(実際には日本の台風並みのようですが)の際の対応を見て、いかに日本人の「現場力」がすごいかという事。
東北の震災の際には、現場の人達がとても優れていて、復旧にいちはやく動き始めたのはその人達だっということを例にあげての話だったそうです。
そこで、一言日本経済の最大の強みは、「現場力」と断言されていたとの事。

創意工夫・現場力・・。うーん。近くてまだ見えない。わが社にとってのイノベーション。

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身構え

夕方近くに久しぶりに緊急地震速報が鳴ったので、さすがに身構えました。
震源もめずらしい場所。

震災以来、出来るだけ直後にGPSの車両位置情報を取るようにしていますが、今日も特に通信網への影響がなかったので、全車の位置の把握は可能でした。問題は、通信網への影響が出た場合はどうなのかということです。

もうひとつおもわず身構えそうな報道。
地方道のトンネルの35%が点検未実施だとの事。思ったよりもほったらかしなんですね。

そもそも高速道路も含めた様々な構造物が、これから本格的にメンテナンスが必要な時期に入るとの事ですので、これからその辺も整備されていくのだとは思いますが。

道路関係は、自動車諸税などの財源がらみで普通の予算とはわかりにくいもの。早くこちらの整備もするべきと思います。

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東京家族

映画・東京家族を観ました。

観ることは決まっていて、どうも日程がとれず、公開から日にちがたち、近所の映画館では朝の1回のみ。スクリーンも入口に一番近いところ。観る人の年齢層が結構高かったからかな。

家族のあり方にというものにとても強く思い入れのある山田洋次監督が、60年前の小津安二郎の東京物語をモチーフにした作品。

最近、よく山田監督は、黒澤監督が晩年に小津作品をよく見ていたというエピソードに触れていたことが印象深いです。

撮影準備が進む中、震災と原発事故が発生したため、そのままでは現代に日本を描けないと、撮影を中断、台本とキャストを一部変更して作られました。

日本の自然の描写、舞台を島に設定するなど、監督らしさが出ています。数十年先に作品を観る人も意識した作りです。

山田監督は、よくインタビューでも日本の将来を憂いています。映画の終盤に紀子(蒼井優)にたいする、橋爪功さんが演じる周吉の言葉は、監督の今の若い人に対する励ましの言葉なのでしょう。

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としまものづくりメッセ

第6回としまものづくりメッセがサンシャインシティ展示ホールにて3月7日(木)~9日(土)に開催されます。

第6回 としまものづくりメッセ

としまものづくりメッセは、豊島区内の企業が優れた製品や高い技術を一堂に展示する見本市です。110社・団体の展示のほか、ものづくり体験ブースの設置、特別講演、セミナー、体験教室イベントが行われます。

今日は少々、搬入時のチェックがあるため、現地の下見に行ってきました。

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うどん

老舗蕎麦屋さんは半年後には再開を目指すとおっしゃってましたので、安心して今日はうどんの話。

昔、関東の地元でも、関西風としたうどんを食べたことがありましたが、今から考えると全くの別物。関東からすると、関西味に対しての相当な誤解があったように思います。
そして今でも麺はいいのに、出汁がどう考えても違うでしょという店もあります。
逆に関西の人は、関東のうどんの汁を見て、なんて辛そうとやはり誤解しています。

学生時代に、大阪でも有名なお店に入って、その出汁に驚いて以来の関西風うどん好きになったので、最近はたまに、例えば大阪駅あたりの立ち食いのうどんを食べても「ああ懐かしい」と感じるようになりました。

埼玉でもあちこちで、うどんが有名な地区があります。今では武蔵野うどんとよばれているようですが、醤油系のつけ汁がメインで、いわゆる田舎風というような舌触りで、讃岐系とは全く別物ですね。どうもこれは郷土料理的なもので、本来ハレの日の食べ物とも。いわばごつごつとでもいうような食感なのです。

さすがに美味しいお店がたくさんある蕎麦店とくらべると、讃岐系の本格的なうどん屋さんは関東の地元ではかなり限られてしまいます。

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蕎麦

一昨日の夜のニュースの冒頭で老舗蕎麦屋さんの火事の知らせ。そしてその後の、火災をとても惜しむ様々な声。

やはり日本を代表する蕎麦屋さんは多くの人の指示を受けているのだと思いました。

まずお酒から・・というのは、普段すすんでお酒を飲む習慣のない私には、少々わからないのですが、以前に行った時には、やはりお酒にビールを飲んでいる人で一杯でした。かき揚げを頼んでつまみながらという人も多かったかな。

なにより、帳場の女性の長く伸ばす独特の声が印象的です。なかば観光地的な感覚で捉えていました。

普段に行きつけの地元のお店。手打ちにしても機械打ちにしても、いつも花などを品よく生けているようなお店で、お昼にさっと蕎麦を、というときに粋を感じます。粋というか気概かも。

もともと、うどん文化の関西出身の奥さんも、完全に蕎麦好きになっています。

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もみじマーク

今日、客先の構内から道路に出て、まっすぐ前方の交差点。
数十メートル先ですが、道路に出た時点で青信号。

その交差点を右折してバイパスへ入るのですが、対向車も左折で同じ方向へウィンカーを点滅させている。当然対向車が曲がるのを待ってと思った瞬間、対向車が急ブレーキで停止したと同時に、なぜか左から右へ、早くもなく遅くもなく、一定速度で悠然と横切る車両が。

一瞬目を疑う光景で、私よりも、さらにすぐ近くすれすれを横切られた対向車の運転者も、相当な驚きの表情。

後ろから見るともみじマークが貼られた軽自動車。

しばらく同じ方向を走りながら、いつしか右折の合図をして右車線へ。いずれにしてもなんともフラフラした動き。脇をとおりすぎた時に見えたのは相当高齢の女性でした。

すれ違うときにあまりに高齢の人が運転しているのを見ると一瞬大丈夫かなと思う時もありますが、今日のようなケースは当然衝突事故が発生寸前。

市街地ではなく、郊外。その車が右折していった先は、延々と田んぼが続く県道でバス路線はないところ。車がなければ誰かの世話になるしかないのかも知れません。

今日のニュースで千葉県のいすみ鉄道が、3月1日から、免許証を返上した65歳以上の方を対象に料金が半額になる運賃割引制度を始めるとありました。他の地域の鉄道やバスなどもすでに導入しているところもあります。特に地方では都市部に比べて料金が割高なことが多いですから、利用者にとっては助かりますね。

やはり公共交通機関は大事です。もともと無かったり、廃止してしまったような地域はより問題が深刻です。

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ガソリンスタンド

私が仕事したての頃、原価計算か何かの作業中に、過去の燃料費の単価記録を見ながら、ああ、ガソリンが150円代の時代があったのか。さすがオイルショックだ、などと思ったことがありました。

週末だから、とか、どこそこへ行くからなどと楽しい気分でスタンドで給油という感覚がなくなって久しいです。
今は、そろそろ残り少ないからといって給油するのも煩わしく感じるのは手間ばかりではないのでしょう。

そのオイルショック後の頃、同級生の家がスタンドで、結構羽振りいいような雰囲気。また別の同級生の女の子も家がスタンドで、「儲かるよ」と言っていた。それから十数年。近所のスタンドの店主は「もう辞めたいですよ」とこぼしていましたが、さらにそれから二十年経ってしまいました。その店主は今でも頑張っていますが、日常に通る道路沿いのスタンドの減ったこと。

本社の近くでも随分と大掛かりな工事をしていましたが、規制が撤退の引き金になっていたのですね。

ある方が、地方でのスタンドのは、地域のライフラインの役割を担っているのに、これで良いのだろうかと警鐘を鳴らしていらっしゃいました。
減ったとは言っても、まだ周囲にないわけじゃない地域からでは気づけない視点です。

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