さいたま市の川合運輸株式会社です

2月 2013Monthly Archives

三丁目の夕日 2

ALWAYS 三丁目の夕日(第1作)の終わりのシーン。

帰省するかどうか迷った堀北真希さん演ずる六子が、帰省を決心して、上野駅を出発した列車に乗っているシーン。客車の椅子にちょこんと座って、ほんわかとした暖かい光の中で六子が窓から外を見ていると土手から・・。

実は、私はこのシーンはでは、せいぜい「青森に帰るなら普通は夜行でしょ?」と思ったくらい。

ところが。

今から6年くらいまえに、東京から移転した鉄道博物館がさいたま市にオープンしました。その開業直前に、市の主催で関川夏央氏を招いての講演が大宮で開催されました。

鉄道にまつわる様々な関川氏独自の解説はとても面白く、今更ながら大きな発見がありました。

その中で関川氏は三丁目の夕日の丁度このシーンのことにも触れていたのです。

「昭和30年代」の「大晦日」に「上野駅」から東北方面への列車に乗ることがどういうことだったかと。

そうなのです。当時、帰省の大混雑は現在とは想像もつかないくらいの事。丁度映画の設定の昭和30年代中頃からは、帰省客のために、公園口にテント村が出来て、乗る列車ごとに場所が決められて順番を待ちながら夕方から夜にかけてホームに移動するような騒ぎだったのです。

関川氏は続けて、団塊の世代の人であれば、当然当時を知っている。だけどこの世代の人はおとなしくて、あまりこの相違についても、あえてものを言わない。だけど、若い人もこの映画を見る。こうして世代間の認識の断絶は確実に進むのです、と。

言われてみれば・・。私が初めて上野発の夜行の乗ったのは、それから10年後。真夏の夜の上野駅の光景は鮮烈で、まだ当時の面影を多少感じるものでした。

やはりわたしはひと回り下の若輩者でした。

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三丁目の夕日

ALWAYS 三丁目の夕日’64がテレビで放映されていました。

昭和レトロの懐かしさと、人情味のあるシーンでなかなか好きなのですが、この作品はCGを使用した当時の情景の再現に力が入って、鉄道好きにも筋書きとは別に関心が湧くものです。

実は私は見ていないのですが 続・三丁目の夕日(2作目)のあるシーンの撮影方法が凝っていました。
小雪さんが演じるヒロミが大阪に旅立つシーン。新幹線が開業前の設定ですから、そのまえの「こだま」型の特急電車に乗ることになります。

これをどう撮影するかは結構見ものです。今の車両ではマニアはすぐ見破ります。

このシーンは実際の風景、実際の車両、すこし大きめの模型を動かしたシーンを組み合わせて合成したとのことです。

実際の車両とは、全国で2両だけ保存されている、当時のこまだ型の1両が車両メーカーで保存されているものを使用して撮影しています(もう一両とは鉄道博物館にある「とき」)。ホームに見立てた仮設の台に小雪さんが乗って車両に乗り込む撮影が行われましたが、映画ではその台が当時の東京駅のホームに変身していました。

鉄道好きというか部分的マニアから見ても、このシーンだけでここまでこだわる?というくらい本格的なものだったのです。

と、ここまでは正気の人には全く関心のない話でしたね。

ところが、そこまでこだわるのに、あれれ?というところがあったのです。

※画像 作者 Rsa GFDLライセンス公開
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:JNR151KODAMA.jpg

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PM2.5

近隣国からのPMナントカの問題が急に深刻な影響として連日報道されています。

昨年のことですが、例年、黄砂の時にとても鼻や喉がつらくなるといっていたお医者さんがいました。砂だけじゃないんでしょうねともおっしゃっていました。

PM云々というのは憂鬱な言葉。そうです。排ガス対策で輸送業者は相当な負担を強いられています。10年程度前の規制導入時、そして段階的に引き上げられる基準に対応するための車両価格上昇に、メンテナンスコスト上昇。

でもそのような物質を排出する道具を使っているのですから、確かに義務を負うのも当然ともいえます。そもそも道路での黒煙の実態を知らないわけはなのですから、規制時を乗り越える際の資金的な困難さとは裏腹に、生理的(?)には実は楽だったのです。

そして首都圏を中心とした規制強化地域の空気はホントに綺麗になりました。たまに地方都市に行くとかえって排ガスの匂いが気になるほどに。ところが今度は海を越えて・・。
このところ、昔に読んだ星新一のショートショートや宮崎駿の千と千尋の神隠しのワンシーンを思い出します。

自国の空が綺麗になっても、安く物を作るためにどんどん海外に工場を増設してるのですから、その影響が来たとしてもそれは当然かも。テレビで「対策を求めないと」などとまじめに言っているのを見ると少々滑稽に思えます。

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天候の影響

例年と違い、関東のこの時期の降雪予想には敏感になりますね。
ここしばらくはどちらかというと比較的暖冬であることが多かったと思います。
先月中旬の大雪のように大きく業務にも影響が出たのは記憶の範囲では十数年前以来。

でもいろいろと気象も変わってきているのと、寒気が強いと積雪の可能性も増すということで、油断ができません。

首都圏の交通に影響が出て大幅な遅延が生じると、翌日にも影響が持ち越します。それを予想すればどうしても通常の輸送計画は立てられません。
先日の場合も2日間程度は影響がありました。

影響があるということは当然、輸送業者としても収入にも影響があるわけです。
予定したいた運行が中止になったり、余裕をもって計画するために業務を減らしたりということです。それは天候のためだから仕方がないと思っていると、そんな考えはどうも遅れているらしいです。

保険会社の人によれば、今年は輸送業者さんからの天候デリバティブの問合せが大変多いそうです。なるほど。規模が大きくなればこの影響によるロスはそれだけ甚大です。

早くそういうことを考えられるようになりたい!

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お客様の要望

昨年の打ち合わせでもそうだったのですが、このところお会いしたお客様との会話の中でも、直接輸送業者の人と話をするのは初めてだとのお話し。もちろん輸送に無縁なお仕事ではないのです。

色々とお話させていただく中で、お客様の求めている内容を把握していき、それをクリアするために、あとはじっくり検討です。

コストの問題あり、品質の保持との問題あり、PC画面で長時間、グラフや表で分析、図面と睨めっこと格闘がつづきます。

なかなか大変なのですが、何とかお客様のご要望にお答えしたいと自然に力が入ります。もともとそれが当社に強みなのです。

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踏切

昨日で発生した兵庫の踏切事故は、重軽傷のけが人がでる大きな事故になりました。映像で見る限りは、キャリアカーの後部の損傷状態からは、想像しにくい位に電車に被害が大きかったです。

当初詳しい状況が不明だったので、大幅に重量が重い鉄道車両が、キャリアカーとの接触で、ここまで大きく被害がでるのか少々疑問でした。

今日の報道では、ちょっと驚くようなプロセスのようです。

もともと踏切は危険なもの。昔から問題視されつづけ、何十年も前から新設される線路は踏切はまず作られません。その中でも、今回の現場の踏切は、前方の信号のある交差点との距離が近い、より危険な踏切。事故事例などでもよく登場するパターンです。

1台の乗用車が赤信号で停車中で、間隔に余裕のない状態で渡ってしまった。まずここが原因なのですが、つぎに、キャリアカーの一番後ろの、上に跳ねあげてあるスロープのところに遮断機がおりてしまい、引っかかった状態に。

この遮断機がおりてしまったので立ち往生してしまったというケースも、よく教材で登場するパターンです。この場合は、鉄道会社側でも、遮断機のバーは、はずれるか、折れるようになっているので、そのまま進んでください。とにかく車を踏切外に出してください。とアナウンスしています。

今回の当事者に人は、引っかかったことを解消するために、わざわざスロープを下ろしたために、よけいに線路にはみ出してしまったようです。

レールに近い、低い位置に障害物があったために脱線し、被害が大きくなったものと思われます。

スロープをそのままにしておけば、接触までにはならなかったのではないでしょうか(踏切内の障害物発見ということで電車は急停止したかもしれません)。

とにかく、踏切は要注意。特に不慣れな人は、遮断機のバーにパニックになりかねません。遮断機バー自体は怖いものではないと覚えておく必要があります。

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顕在化する問題

運送業界で年々、問題が深刻化していることは承知の上なのですが、やはり個別にお客様や同業の担当者様と打ち合わせなどをしていると、その度合が高まっているのを感じます。

同じ輸送業でも鉄道、バス、タクシーなどと違い、圧倒的に参入障壁が低く(特に平成2年からの規制緩和後)、数の多いトラック輸送業者は、いわば顧客によってカスタマイズされている形態なのです。

そのため、本来、規制緩和の結果が、アメリカとは違って業者数がほぼ減っていない(最近少々減ったが、また増えている)など、景気による様々な変化を業界内でだいぶ吸収しているような感じだと思えます。

それでも今後更に顕在化すると思われるのが、人材の確保の困難さです。
車に興味を持たない若い人が増えている、というのは象徴的な事なのですが、実質的には、業務内容に比べて賃金に魅力がないことが大きいのです。

そして年間の中で需要期に変動のある分野において、車両の確保ができないという問題が確実に進行しています。

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労役の休日

もともとアップル系を尊敬しながらも、仕事上の都合でこれまでウィンドウズ系ばかりを使ってきたので、どうもPCがメインで、タブレットやスマートフォンはそれに接続するものという考え方が希薄でした。

ようするに普段使用しているアイフォーンではないスマートフォンは、いちいちPCに接続してバックアップはしないですね。時々、SDカードにすれば十分かという程度。

確かにアイパッドを使用し始めて、少々基本ソフトのアップデータの際に、PCとの同期に多少まごつきましたが、普段使用しているPCならなんとかなった程度。

ところが、アイフォーンを使用して、PCは間に合わせに古いものを使用していた子供は、困った困ったと言っていて、今回とうとう私がその処理役(間違いなく労役)に捕まってしまいました。

昨晩から、相当な時間をかけて、色々試して、外付けハードディスクを使用して、メディアファイルを移したりしましたが、どうもアイフォーン自体のバックアップは、外付けには移行できない(裏ワザがあるらしいですが、それにも失敗)ので、どうしてもアップデートするためのファイル容量を確保できない事になっているのです。

もうすぐ2年位になるのだから、今のまま使ったらと言うと、今のバージョンではアプリの取得が出来ないのだとか。このバージョンアップに際して相当困っている人もいるみたいですね。

いずれにしても最新のものを使うには、PCもある程度のものでないと後々困るものだと教訓になりました(前に忠告はしていたんですけど)。

お詫びに?子供がザッハトルテ焼いてます。

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医療

医療関係に従事している方と、しばし、というか相当長い時間お話をしていました。

受け身の立場しかわからない目線と、医療機関側の目線ではやはり見方は違い、話は面白かったです。

やはり従事している人はやはり相当忙しい思いをされているようです。人命に関わることですから緊張を強いられますよね。

医療の世界でも競争は厳しく、医療の進化イコール医療機器やシステムの進化ということでもあり、多額の投資が必要となって、廃業するケースもあるとのこと。

ある地域で有名な病院は、医療とは別に経営については専門のスタッフを揃え、数々の新しい試みを実践して、評判を上げたという話も出ました。

今後も医療費の増大とそれを抑えなければならない健康保険との間では難しいことが多いのでしょうが、皆保険でない国に比べれば、日本は恵まれていると思いました。

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創造

今日ご訪問させた頂いたお客様は、とても素敵な製品を創り出していらっしゃる会社でした。

お問い合わせを頂いた時に、通常よりもまとまって納めるために、車両のサイズや、対応可能な時間帯のことをお尋ねだったために、一度お伺いして商品や納入時の条件など詳しく打ち合わせさせていただく事になったのです。

どんな商品もそうですが、やはりデリケートな素材でもあるため、どのような養生が必要かという事、それに、納入時にかなり厳しい時間制限などがあるとの事、どのような積み方をすれば安全で効率よく積載できるかなどと中心に検討させていただくことになりました。

輸送に携わるものは、直接自分でモノを創るということはありません。なので、なにかと目にするものに興味が湧きます。
今日もゆっくり拝見したい商品があったのですが、とてもお忙しそうなので、必要な用件のみにさせていただきました。
実はインテリア雑誌に載っていそうなおしゃれな品物が・・今度ゆっくり見せていただきたいと思います。

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