さいたま市の川合運輸株式会社です

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渋谷で理性的な変人たちを観た

連休前に、混沌とした机まわりを整理していたら、何枚かとっておいた演劇のチラシがぱらりと。もともと気になるデザインと題材。ドリンク付きで、今日はちょうどよい。

というわけで雷まで鳴る中、雑踏から細い坂道ラブホテルの向かいのライブハウスまで。

「理性的な変人たち」旗揚げ公演は、イスラエル出身のニル・バルディ作の「燃えるスタアのバラッド」。

紛争の絶えない中を生きる、イスラエルの少年と家族の話。

とても小さい空間で、「現実」が目の前で早回しのように繰り広げられる様は、まるでパイでも顔に投げつけられたかのような衝撃的な70分でした。

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芸人と兵隊

東京芸術劇場シアターウエストで、トムプロジェクトのお芝居「芸人と兵隊」を観ました。

昨年に、戦時慰問の歌手のお芝居を。そして今回は、早坂隆氏の著作・戦時演芸慰問団「わらわし隊」の記録をもとにしたお芝居。

戦地にいる兵隊さんに対して、どのような話をするのがいいのか。その葛藤も描かれています。

特に現代では、とても演じることが難しい内容ですが、柴田理恵さんにベテラン・村井國夫さんがお見事に。

後半の村井さん演ずる、桂銀作の、何のために芸人をしているのか、というところ。

「・・・目の前のお客様に笑っていただけることが、嬉しい。・・・」

なんだか、自分の仕事にも通じるものがあって・・・もしかしたら、多くの人に通じるかも。

仕事はそのためにあるのかも、と。

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ついにワガノワのくるみを

オーチャードホールでロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーの「くるみ割り人形」を。

事前に、リハーサルも。第二幕のところでした。

本番の衣装ではないので、ネズミの動きがよくわかること。

ピットから聴こえてくるオーケストラの音と、華やかな夢のような舞台を心ゆくまで楽しみました。

ドロッセルマイヤーの手の動きが印象的。

それにしてもカーテンコールの最後に登場した、ツィスカリーゼ校長のオーラのすごい事。

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トムプロジェクト「にっぽん男女騒乱記」

久しぶりに演劇を観に、東京芸術劇場のシアターウエストへ。

トムプロジェクトの「にっぽん男女騒乱記」(東憲司 作・演出)の初日。

時代は戦後七年の花街。そしてもうひとつの題材が紙芝居。

どちらも、もう少しで消えていくもの。

その舞台は、なんとなく暗いイメージか、とはならず。逆に、文句なく終始楽しい時間をつくりだしています。

開演前から、舞台上を埋め尽くすように配置されたひまわりも、何かを暗示しているかの如く。

どんな時代も、人は光を求めて生きていると。そのような脚本に、実にぴったりのキャストのお見事な演技が、舞台に清涼感を。

出演は、音無美紀子さん、高橋長英さん、真山章志さん、小林美江さん、そしてミュージカルなどでも活躍中の、上原理生さん。

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Sing a Song(シング ァ ソング)

トム・プロジェクト プロデュースのお芝居「Sing a Song(シング ァ ソング)」を観ました。

久しぶり本多劇場です。

舞台は戦時下。故淡谷のり子さんが構想の元となった歌手演じる戸田恵子さん。

歌に対する信念を貫くストレートさが、気持ちいいです。

それに日露戦争の、あの二百三高地から生還したというマネージャー役の大和田獏さんが、音楽の持つ力を、飄々とした感じで語った言葉。これは演劇史に残る名セリフかも・・・

このような時代背景の中で語られる音楽。それを珠玉の台本の演劇で観る。

なんともすがすがしい時間。

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新世紀、パリ・オペラ座

先月に、Bunkamuraのル・シネマで、「新世紀、パリ・オペラ座」を観ました。

キャストをはじめ、さまざまな人たちが登場するドキュメンタリー。人以外の登場も・・

ストライキがあったり、本番直前の交代劇など、大変です。

おもに若手バリトン歌手にスポットを。

さて、シーズン中にはパリで連続テロが発生。ロックバンドのコンサートが開催されていた劇場も標的に。

それに対し、パリ・オペラ座からは、早速、テロには屈しないとの声明を発表。

確かに、当時のニュースでも、市民へのインタビューで感じたことなのですが、戦う事を忘れない市民なのだということが、とても強く印象に。

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明日がある、かな

トム・プロジェクトの舞台「明日がある、かな」

舞台は、昭和の東京オリンピック間近。まだのどかな地域であったと思われる北関東の地。

もう半世紀も前・・なのに、話の内容は、現在多くの人が、苦しんでいる、花粉症の始まりの頃。

さて、笑いだけをとるようなストーリーとは無縁のこのような作品を演じる9名の俳優さんの力量に、とにかく圧倒されました。

特に後半に、実に一人一人が光ってくるのです。まるで、自らに発光し、観客を虚像の世界に引きずり込むパワー。

そして斎藤とも子さんの、シンボリックな気高さ・・

音楽にしても、演劇にしても、ライブは、一期一会の素晴らしい瞬間です。

ああ、今回もずっしり思い直球を受けました。

となりの奥さんは、早くも途中からウルウル状態・・・

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風間杜夫ひとり芝居

昨日は、トム・プロジェクトの風間杜夫ひとり芝居を。

タイトルは「ピース」。より一層タイムリーなテーマですね。

平和の対は、戦争ということでしょうが、冒頭から「死」との関わりでストーリーが続きます。

さて、まさしくひとり芝居なので、キャストはただ一人のはずなのに、今回は出演者が大勢だったような、しかも往年の・・(私の年代だとさすがに、少々無理なところも)・・・

今日はなんだか錯覚しているような気分。観客全員、どこかへ連れていかれましたか?

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私はシャーロック

カンバーバッチ主演のシャーロックが再放送中で、今回は全部見てますが、以前に見た回でもストーリーを理解していない。

以前は、かなり適当に見てたのかも(カンバーバッチファンの付き合いで・・)。

で、数年前のドラマですが、どうもテロなど、現在の世界で起こっていることと、だぶる部分があって、現代・・というか現実との境が混同しそうで、そのうち現実の方が追い越すのではないかと・・・。

というわけで、今回はしっかり見てます。

いかんいかん、携帯のパスワードは、違いますよ。

(誰?飲食店から、申込書送り返されたの。「数字以外使えません」だって)

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トム・プロジェクト「挽歌」

日曜日は、池袋の東京芸術劇場シアターイーストにて、演劇を。

東日本大震災が発端となった、危機的な事故によって故郷を追われた人を描く、とても重い題材。

これだけ情報の多い現在でも、この問題を真正面から向き合うことは難しいです。

さて、ここで演劇という芸術の力を、あらためて再認識させられます。

冒頭から、意外なほどの直球に、自然に引き込まれているうちに、ほんの少し、人の痛みに触れられたのかもしれない・・・。

短歌を通じて交流する、不思議な人間関係。

深く悩みながらも、明るく前向きに進む、主役の安田成美さんの雰囲気が、困難な現実に、確かな光を与えています。

これは、まさに、今の私たちへの直球ど真ん中!、お見事なお芝居でした。

作・古川健 演出・日澤雄介 出演・安田成美 高橋長英 ほか

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