さいたま市の川合運輸株式会社です

5月 2013Monthly Archives

アウンサンスーチー

彩の国さいたま芸術劇場の映像ホールで上映された映画。

「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」

2011年の映画で、日本では昨年公開されました。

先月、27年ぶりの来日で、安倍首相との会談が報じられました。報道番組のインタビューを見た時に、この映画を観たいと奥さんからのリクエスト。

軟禁状態になった頃は、よく報道されていましたが、通算で15年もの期間。家族との関係を犠牲にしてでも祖国のためと覚悟した「The Lady」の半生の物語です。

奥さんは報道番組のインタビューを見ながら、ただならぬオーラを感じたとか、これだけ長い期間を耐えぬく信念を持つ国だから、実はこれから大変なすごい国になるのではとか、涙全開で高尚な感想を述べています。

私はとてもまとまった事は言えないのです。

植民地化する前の豊かな国。イギリスによる植民地化。独立運動と暗殺。暗殺された独立運動家の娘アウンサンスーチー氏と最愛のイギリス人の夫。

アジアの国のこと、まだまだよく知らなくてはならないことがたくさんあります。

映画の中ではモーツァルトのピアノ協奏曲第23番第2楽章が悲しみのシーンで使われていましたが、それとは別にヨハン・パッヘルベルのカノンが印象的なシーンで使われています。見張り役の兵士がアウンサンスーチー氏の弾くピアノの音を聴いて「ミュージック」とつぶやくあたり、作者は何を表現しようとしたのか興味があります。

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名古屋のおみやげ

ベテラン乗務員さんのN氏。愛知方面に運行して、順調に帰着。

この人の記録計は見事なほど定速度を保ちます。

いつもなにかとメンバーへの配慮がある人ですが、通常より遠くまでということで、おみやげが。

さすがに愛知、名古屋限定のサザエさんういろ。

美味しかったのでたちまち完食してしまいましたが、あとでふと疑問。

なんでサザエさんなの?

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アカデミックなご来賓

今日は、ある大学の経済学部の学生の皆さんが来社されました。

ゼミの研究の一環としてですが、弊社の倉庫・車庫を熱心に見学され、その後2時間に渡ってヒアリング。

めずらしいお客様なので、丁度居合わせた社員さんも、興味津々でした。

ヒアリングに立ち会った専務の感想。

ほぼ2時間近くの間、質問が途切れることなく続き、とても皆さんが事前に色々と研究されている事がよくわかりました。

そして、こちらとしても受けた質問に対し、考えを具体的に言葉にして表現することで、改めて自社の問題点や気づきがあり、良い勉強になったとの事でした。

とても遠いところ、おいでいただき、皆さんありがとうございました。

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野球選手2

巨人V8の頃といえば、長島選手も全盛期を過ぎていました。私の数少ない後楽園球場での観戦でも、王選手の鮮やかなホームランは見たものの、長島選手のホームランは観られませんでした。何かの機会に貰った指定席が3塁側で、逆にサードゴロをファンブルして内野安打にしてしまった時の強烈な野次をよく覚えています。

そうであっても、少年向けの野球読本には必ず王、長島が出てきて対談しながら基礎を教えていました。

そのような中、当時は天性の長島、努力の王というのが一般的な捉え方。本の中でも、グローブひとつにしても、長島はいつも新しいのに次々と変えていくのに対し、王は自分で繕いながら長く使うと紹介されていました。

ただ、そのような数十年の認識を一変させるドキュメントが、数年前にNHKで放映されました。

ドキュメントと言っても、実際には作り手の味付けが多分に入りますから、ある程度は差し引くことが必要なかなとも思いますが、王さんが自ら証言している事からも、実は天性の王に努力の長島のほうが正解に近いようですね。

それを長島選手は、当時はできるだけ見せないようにしていたと。

そして今は逆に、同じようなリハビリの環境下にある人に勇気をあたえるために、あえて今の自分を見て貰いたいとも語っていました。

思えば、少年時代の思いをそのまま壊されずに来た、私たちの世代はつくづく幸せな世代だと思うのです。

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野球選手

「西鉄」ライオンズファンの私も、少年時代は、あの環境下、東京巨人軍が勝つものだと思っていました。

あの環境下とは、親がそう。学校の周囲の友人も当然そう。親戚のおじさんは巨人が負けると不機嫌になる・・。ラジオもテレビも当然のごとく巨人戦中継・・・。そもそも毎日見ていた新聞も・・・・。

その頃、たしか9連覇の前年、V8の時に地元のデパートでサイン会が開かれ、日替わりで選手のサイン会が。

他の選手が、ほぼ無言で黙々とサインし続けていたのに対し、長島選手だけは終始笑顔で、何かしら周囲の人たちに声をかけていました。中学か高校生位の女の子のグループが、声をあげればすかさず反応するというふうに。

会場は超満員で、サインを貰える人も当然たちまち締め切り、ロープで仕切られました。そのような中、突然幼児が飛び出してきて、既製の色紙をもって「サイン頂戴」と言ったのです。おそらくはその母親の確信的な誘導だと思いますが。

ここで、少々誤解を恐れずに言えば、当時は今よりも偽善的雰囲気は少なく、結構子供へもきびしい様相があったように思われます。

当然、その場はかなり険悪な様子になり、係員が飛び出してきて「困ります、困ります!」と、その幼児をとめにかかりました。

そこへ長島選手がすかさず、「ああ、ああ、してやる、してやる!」と言って、係員を制止し、すると後ろからその幼児の母親が出てきて、幼児を抱き上げ、サインと握手をしてもらったのです。

私も含め、見ているだけの子供たちの嫉妬の目はたくさんあったでしょうが、その時の長島選手の笑顔と、その場がぱっと明るい雰囲気になった事が、強烈な記憶として今に残っているのです。

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2

ラ・フォル・ジュルネのコンサート。

たくさんの拍手の中でも、結構あっさりとひけてましたが、早々に照明も点灯して・・。
で、これはスケジュールが大変だからだそうです。

少ない間合い時間に、セッティングとリハーサル、そして本番と。

これが本家フランスでは、一日のはじめこそ時間通りに始まるものの、どんどん時間がずれこんでいくのだとか。

そもそも、そちらではコンサートが15分くらい遅れて始まるのは定刻のうちらしいです。

日本のように、きっちりとずれずに進行していくのは驚異的とも。時間に正確なのは鉄道のみならず、でした。

インターネットラジオの中継コーナーでは、フラメンコギタリストのカニサレス氏の演奏も。ベルリン・フィルとの共演で話題になった人です。

クラシックギターとフラメンコギターとの違いの紹介もしながら、カニサレス氏のオリジナル曲を披露。パルマと呼ばれる手拍子の人との熱気あふれる演奏でした。

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

連休中でも一番のおでかけ日和との今日。

久しぶりにラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013に。以前に行ったのがシューベルトの時なので5年ぶりになります。

今回は一人なので、日中の数時間、気軽にふらっという感じで・・。でもチケット状況を確認すると、軒並み完売が多くて、小さめのホールのコンサートは無理。一番大きいホールならまだ空席有りでした。

今日は午前中に別の用事が終わってからなので、当日券売り場の行列に並んでいると間に合いそうもない・・、というわけで、とりあえず前日夜に12時半の小泉和裕指揮・東京都交響楽団のベルリオーズ・「幻想交響曲」のチケットをとりました。

広場では子供さん連れも多く、たまたま腰掛けた場所の隣では家族連れの小さいお子さんが少々ご機嫌斜め。なんでも、もっと音楽聴きたいとか。お母さんは、チケットがないから、今度ねとなだめてますが、「ママもチケットないの?」「・・ママはあるけど・・」「ずるい!」。

あんなに小さいお子さんでも音楽聴きたい熱旺盛で、頼もしいですね。

東京国際フォーラムの最大の5000人収容ホール。最後列で楽しみました。

幻想の5楽章。結構ゆっくりのテンポで管楽器も筒いっぱいに鳴らすという雰囲気で進んでいきますが、それが中間から本当に化け物が出そうな感じになっていきました。新たな発見を体験できるのが生ならでは。

今回の音楽祭。テーマは「パリ、至福の時」でした。

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アマリリス

うちの家では2年に一度しか咲かないアマリリス。

奥さんが思い出したように水をやったり、肥料をやるので忘れそうな頃に咲くのです。

そういえば、先日、ベランダで布団を干すときに、「あっ、気をつけて」と言われてよく見るとつぼみが。

そっとわきに避けてから、などと命拾い。

ありがたい連休。だいぶ溜まってしまった書類を片付けながらようやく夕方に一息つけました。

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浦和高校吹奏楽部定期演奏会

本日はさいたま市文化センター大ホールにて県立浦和高校吹奏楽部第45回定期演奏会が開催されました。

第Ⅰ部は吹奏楽曲。

矢部政男・「マーチ・エイプリル・メイ」、ヤン・ヴァン=デル=ロースト・「カンタベリー・コラール」、ロバート・W・スミス「リパーカッションズ」、ヘンリー・マンシーニ「シンフォニック・ソウル」

指揮はすべて学生指揮です。

第Ⅱ部は課題曲。

白岩優拓・祝典行進曲「ライジング・サン」

岩井直溥・復興への序曲「夢の明日に」 ポップス調の曲ですが、岩井氏らしいやさしいメロディが印象的です。

この2曲は、今年度の吹奏楽コンクールの課題曲。ともに東日本大震災をきっかけに作曲された曲です。

櫛田てつ之扶・「元禄」

指揮はオーボエ奏者の佐川光一朗氏。

さて第Ⅲ部はポップスステージ。

TVゲームのテーマからはじまり、そのままテレビの世界へ。A列車で行こう、から八重の桜のテーマ、そして突然応援団が。会場は大盛り上がりです。その後もMステのコーナーへ・・。えーと、ももクロ生出演?・・ あれ、浦高は男子・・・。真相は会場のお客様のみ知ります。

直後、少々息を切らして部長さんの挨拶。今年度のコンクールへ向けての抱負も。

イギリス民謡の行進曲を経て、アンコールはノリノリで名曲・ディスコ・キッド。

浦高さんらしい自主性が感じられる、楽しい演奏会でした。

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懐かしい棚

連休中にご依頼を受けた、ある美容院の移転作業。

40年近くになる店舗をたたんで、自宅にお店を移すとのことでした。

年齢のこともあるものの、働けるうちは働くとの事で、続けるとおっしゃっていました。
たまたま移転を考えていた時に、偶然、以前その美容室に通っていた、配車担当のお母さんに会ったことから話をいただいたというわけです。

この店舗があるあたりは、私が子供の頃に住んでいた地域。

当時のお得意さんの工場もあったわけですが、今では跡地は大きなマンションに変わって跡形もありません。

ところで、なんとも懐かしかったのが縦長の収納棚。昔から床屋さんでよく目にした棚です。これも昭和レトロになるのでしょうか。

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