さいたま市の川合運輸株式会社です

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無事完了

本日は空港にて、楽団の方々のお荷物をお渡しして2週間のツアー輸送が無事完了しました。
ターロガトー(クラリネットに近い民族楽器)の奏者の方は、演奏中もとてもニコニコが印象的でしたが、空港に到着されてお見かけした時も、ひときわ笑顔で楽しい方でした。
ラースロ・ベルキとジプシー楽団。
スーパーテクニックのソリストとして、楽団を率いるベルキ氏は、父である先代ラースロ・ベルキと同じ名前(実名)で、楽団を率いています。

高いレベルでのジプシー音楽の演奏を実現するべく、奏者も厳選されているとの事。

ツィンバロン奏者の方のソロのテクニックもすごかったですね。弦の間隔も狭そうなのに目にもとまらぬ速さでスティックをあやつっています。

古代ペルシャで生まれたサントゥールという楽器の流れをくんで、東欧につたわった楽器。音はチェンバロに近いのですが、木琴のようにスティックで直接弦を叩いて音を出します。ピアノの祖先などと表現する人もいるようですが、いろいろな楽器があるものですね。

運搬時は足をとりはずして、向きをタテにして専用のケースに収納しましたが、その姿も、なんとなくグランドピアノの保管時を連想させて面白かったです。大きさはずっと小さいのですが。

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公演最終日

ツアー輸送も、今晩の公演で最終。
搬出を完了して出発との報告がありました。

予定のスケジュールでは、都市の駅前でのホテルでの荷物の積卸しが、道路混雑時にスムーズに行くかどうか不安な場所もありましたが、関係者様のご配慮もあり、現地にて時間帯を大幅に変更し、スムーズにに作業完了できたとの事。

弊社の担当者にたいして様々なお気遣いいただき、ありがとうございます。

こちらも細かいところで、連絡がたりないところもあり反省点もいくつかあります。
帰着するまで運行は続きます。
最後まで気をゆるめずに輸送にあたらなければなりません。

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気配り

昨晩の搬出作業の後、しばらく遠征に出る車両を見送り。

その後、ステージマネージャーさんと光栄にもお酒の席でご一緒できました。

搬入時の短い間にも、強く感じたのは、やはりとにかく、演奏者に対して、いかにベストなコンディションの場を提供するかということに全力で取り組んでいる姿。

ステージの床の状態によっては、楽器の足の一部がガタついたりする場合もある。そのような場合の使用する小物まで用意されています。そして時間をかけて特殊な楽器の組立手順を奏者から聞き取っています。

リハーサルから本番にかけての、おそらくは聴衆には理解できなほどの緊張状態を強いられる奏者の人にとっては、このようなステージマネージャーの存在は、とても頼り甲斐のある人なのだと思います。

そして輸送の世界のことも熟知しておられます。とにかく一貫して気配りがすごい人。これは才能?努力?。また機会があったらお聞きしたいと思います。

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各地のホール

昨日は西東京市にあるホールへの搬入・搬出。

この日は担当乗務員さん以外に、配車担当のマネージャーも立ち会い。画像を送ってもらいました。

このホールは市庁舎併設。いつも前の道路をよく通っていましたが、広い敷地に新しい建物があって、綺麗な市庁舎と思っていました。こんなりっぱなホールがあったのですね。しかも2種類のホール。ワークショップの開催など活動も盛んな様子。

ホールの立地も様々ですが、搬入時の制約があったり、待機中の駐車場所の問題がどうかなど、乗務員さんはその辺は気になるところです。
施設の担当者の皆さんは、このような問合せにはとても丁寧に説明があるので、こちらも安心です。

新しい施設は、親しみのある命名がされていますが、ここもいい名前ですね。

西東京市保谷こもれびホール

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マーチング イン オカヤマ

明日から二日間、10月7日・8日は岡山にて2012マーチング イン オカヤマが開催されます。

「マーチングの街 岡山」を全国に向けて発信しているこのイベントは「街角に音楽を」をテーマに昭和63年から開催されています。
7日は屋外でのパレードおよびコンサート。8日は体育館でのメインフェスティバル。

参加される社会人団体のお客様は昨晩遅く、一部楽器の積込、そして今朝は早朝から再度楽器の積込し、今日は日中は屋外で練習。
弊社のトラックも夕方に岡山に向けて出発です。

屋外でのプログラムもあるので、天候によるスケジュールの変更もあるのですが、今年はまず大丈夫そうですね。

お客様からの最終スケジュールは昨日朝。予定時間が大きく変更になったため、再度運行計画を練り直し、最終のミーティングに間に合わせました。
スケジュールと休憩時間の確保との調整も重要です。
それに今日の動きでは、待機中の車両の駐車場所の設定も難しい場所でした。河川敷付近の場所なので、問題ないだろうと思っていたら、担当乗務員さんの指摘で判明。今回はパーキングエリアを休憩を兼ねて活用。

やはり現場の情報は大事です。

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プロ

昨日の公演初日。
搬入作業に立ち会い、ステージマネージャーさんともご挨拶。

さすが、早速様々な段取りをてきぱきと、こなしてらっしゃいます。

楽器の搬入場所の指示に始まり、担当乗務員への、楽器の収納方法の説明、そして組立・分解の仕方。ケースを開閉するときの注意点など。

ケースの収納などは基本的には楽団の人がされるのですが、終演後は楽団の人は汗びっしょりになるので、着替えたりするので、その間サポートできるように、あらかじめこちらでもできるように準備しておくとの事。

他にも、袋に入った中身をおなじく乗務員に説明。衣装などをいれる箱などに穴が開いた場合に補修するためのテープまで・・

そうかと思えば、楽団の方が、休憩時にタバコを吸える場所の案内まで。

リハーサルが終わり、トークの舞台設定に移ると、今度はさりげなく、楽団の方が座っていた椅子の位置をマーク。(ゴルファーがグリーンでするような感じで)

そして、リハーサルの椅子や楽器の位置を動かすことは絶対譲らずに、トークの投射スクリーンの位置決めの指示など・・・。

打ち合わせの時に、社長さんが、あの人はなんでも知っている。あの人に任せれば大丈夫とおっしゃっていた意味がよくわかりました。
やはりプロの世界はすごい人が揃っていますね。

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公演初日

本日は相模原南市民ホール。
ラースロ・ベルキとジプシー楽団の公演初日です。

ツィンバロンという、ピアノの原型のような特殊な楽器以外は、ヴァイオリンにコントラバス、そしてクラリネットという編成なのですが、クラシックとして聴くのとは全く違う楽器に聴こえます。

とても馴染みのある曲が次から次えと、絶え間なく超絶技巧が続きます。
最初はおとなしく普通に拍手している聴衆も、後半は相当盛り上がり、終演後もサイン会の列がいつまでも続いていました。

初日から大盛況。
日本にももっとこの魅力が浸透すればよいですね。

専務と、公演主催の株式会社アルス東京の佐々木社長さん(右)。忙しいところをつかまえて記念写真。

ラースロ・ベルキとジプシー楽団公演

ハンガリーのラースロ・ベルキとジプシー楽団の来日公演が明日から始まります。

11世紀頃にインドを発ち、14世紀頃にヨーロッパを経て、実に1000年も旅をしているジプシー。
そのなかで受け継がれたジプシー音楽の名門のベルキ家。
今回来日されるラースロ・ベルキさんは、「ハンガリーのジプシー音楽を世界に紹介したい」という先代の遺志を継いで、楽団長に就任した、スーパーテクニックの持ち主だそうです。

楽譜をほとんど使わない、その場の雰囲気や聴衆に合わせて演奏するスタイルなので、クラシックとは一味違う、ライブ感の強い演奏になりそうですね。

曲目も、私達日本人にもとても親しみやすい曲が選曲されていますが、相模原南市民ホールと川口リリアでの公演では、冒険旅行エッセイ「ジプシーにようこそ!」の著者である、たかのてるこ氏のトークも企画されているとの事。

10月4日(木)19時開演 相模原南市民ホール

10月10日(水)19時開演 川口総合文化センターリリア

主催
相模原市民文化財団
アルス東京

共催

川口総合文化センター

 

ふれあい演奏会2012

本日は鳩山町文化会館ホールにて、鳩山町中央公民館主催の「ふれあい演奏会2012」が開催されました。

地域の中学校吹奏楽部の合同の演奏会です。

特に第三部は三校の合同演奏でステージぎっしり。
ナレーションを入れた、「スーホの白い馬」で30分近くの熱演でした。

迫力のある演奏、ナレーションで小さいお子さんまでひきこまれて鑑賞していました。

合同演奏ということで練習にも制約はあったと思われますが、生徒の皆さんにも良い経験になってのでしょうね。

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感動を創る人

今日は都内で打ち合わせ。海外のアーティストを招聘する音楽事務所のお客様です。
来日する海外の楽団の公演輸送を担当させていただくことになりました。

今回は首都圏での公演の後、中部・関西までと長丁場の輸送になります。
そのため、公演スケジュールの確認、長距離運行での休憩・休息時間の配分など、通常の運行計画より綿密な調整が必要になります。

更に、航空便で到着する荷物に関しては通関業者さんとの連絡、その他各ホール施設や宿泊場所などでの荷物の搬入方法の確認など、もれなく正確に把握しなければなりません。
本日の打ち合わせで、天候に左右される公演もあることが判明。当日まで緊張です。

打ち合わせ後の雑談の中で、ステージマネージャーさんの話題に。
今回の数カ所の公演では、お客様が日頃依頼しているマネージャーさんが担当されるとのこと。本当に音楽をこころから好きな人で、音楽・舞台の話になるととにかく熱くなる人なのだとか。そういいながら、その話になると音楽事務所の女性の社長さんもかなり熱く語っておられます。

この世界はそのようなひとがいてこそ成り立っているのだと、つくづく感じ入った次第です。私も内心、結構熱くなってるんですけどね。

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