今日は東京芸術劇場シアターウエストにて、トム・プロジェクトのお芝居を。
いろいろ話題にはなっても、なかなか沖縄は遠い。
今日は、演劇を通じて、沖縄の人の心にある理想の島のイメージに少し触れられたような。
ちょうど、48年前の返還直前を舞台にした、復帰運動のリーダー(下條アトム)と、たくましく生きる妻(島田歌穂)が主人公。
「なんくるないさー」というのは、ただ気楽ということでは、なかった。
他、キャスト 鳥山昌克、きゃんひとみ、高橋洋介、原田祐輔
今日は東京芸術劇場シアターウエストにて、トム・プロジェクトのお芝居を。
いろいろ話題にはなっても、なかなか沖縄は遠い。
今日は、演劇を通じて、沖縄の人の心にある理想の島のイメージに少し触れられたような。
ちょうど、48年前の返還直前を舞台にした、復帰運動のリーダー(下條アトム)と、たくましく生きる妻(島田歌穂)が主人公。
「なんくるないさー」というのは、ただ気楽ということでは、なかった。
他、キャスト 鳥山昌克、きゃんひとみ、高橋洋介、原田祐輔
昨日は、俳優座劇場まで。
トム・プロジェクトのお芝居「風を打つ」。昨晩が初日です。
昔から馴染みのある言葉としての水俣病。
3年前に同じ題材で、そのときは医師の苦悩を。今回は、元網元の母親が主人公。
客席には若い人も実に多い。50年以上前のことながら、逆に共感できる内容に。
感動で皆さん涙涙でしたが、いつまでも静かな海の情景と、家族愛の余韻が残る舞台でした。
今日は、専務の感想編・・・・・・
・・・・・・
ロンドンの街の地下の劇場にいるような(?)、別世界につれていかれたようなお芝居でした。
哲学、散文、、、宮沢賢治、、、シェイクスピア、、、ニーチェ、サルトル・・・
文学や哲学好きには、たまらない名台詞が、とぎれなく、つながっていく・・・。
永遠なのは、時間・・・命・・・意識。北村想の世界の中に在りました。
女優・松風理咲さんの、瞳の奥は、キラキラした「命」を感じ、すいこまれる美しさでした。
昨日観たお芝居。東京芸術劇場のシアターウエストにて。
トム・プロジェクト「A列車に乗っていこう」は、キャストが石田ひかり・松風理咲。そして、作・北村想、演出・日澤雄介。
松風さんは、舞台は初のようですね。そして初日。見る方も少々緊張感が。
ストーリが進むにつれて、??いったい、このまま進んでいくの??と。最後のシーンまで見届けた感想が・・・ええっ?こんな風にお芝居が成り立っちゃうんだ!
後に残るのは、まるい透明な感覚。
(あまりに表現が足りないので、明日は専務の感想を)
連休前に、混沌とした机まわりを整理していたら、何枚かとっておいた演劇のチラシがぱらりと。もともと気になるデザインと題材。ドリンク付きで、今日はちょうどよい。
というわけで雷まで鳴る中、雑踏から細い坂道ラブホテルの向かいのライブハウスまで。
「理性的な変人たち」旗揚げ公演は、イスラエル出身のニル・バルディ作の「燃えるスタアのバラッド」。
紛争の絶えない中を生きる、イスラエルの少年と家族の話。
とても小さい空間で、「現実」が目の前で早回しのように繰り広げられる様は、まるでパイでも顔に投げつけられたかのような衝撃的な70分でした。
東京芸術劇場シアターウエストで、トムプロジェクトのお芝居「芸人と兵隊」を観ました。
昨年に、戦時慰問の歌手のお芝居を。そして今回は、早坂隆氏の著作・戦時演芸慰問団「わらわし隊」の記録をもとにしたお芝居。
戦地にいる兵隊さんに対して、どのような話をするのがいいのか。その葛藤も描かれています。
特に現代では、とても演じることが難しい内容ですが、柴田理恵さんにベテラン・村井國夫さんがお見事に。
後半の村井さん演ずる、桂銀作の、何のために芸人をしているのか、というところ。
「・・・目の前のお客様に笑っていただけることが、嬉しい。・・・」
なんだか、自分の仕事にも通じるものがあって・・・もしかしたら、多くの人に通じるかも。
仕事はそのためにあるのかも、と。
オーチャードホールでロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーの「くるみ割り人形」を。
事前に、リハーサルも。第二幕のところでした。
本番の衣装ではないので、ネズミの動きがよくわかること。
ピットから聴こえてくるオーケストラの音と、華やかな夢のような舞台を心ゆくまで楽しみました。
ドロッセルマイヤーの手の動きが印象的。
それにしてもカーテンコールの最後に登場した、ツィスカリーゼ校長のオーラのすごい事。
久しぶりに演劇を観に、東京芸術劇場のシアターウエストへ。
トムプロジェクトの「にっぽん男女騒乱記」(東憲司 作・演出)の初日。
時代は戦後七年の花街。そしてもうひとつの題材が紙芝居。
どちらも、もう少しで消えていくもの。
その舞台は、なんとなく暗いイメージか、とはならず。逆に、文句なく終始楽しい時間をつくりだしています。
開演前から、舞台上を埋め尽くすように配置されたひまわりも、何かを暗示しているかの如く。
どんな時代も、人は光を求めて生きていると。そのような脚本に、実にぴったりのキャストのお見事な演技が、舞台に清涼感を。
出演は、音無美紀子さん、高橋長英さん、真山章志さん、小林美江さん、そしてミュージカルなどでも活躍中の、上原理生さん。
トム・プロジェクト プロデュースのお芝居「Sing a Song(シング ァ ソング)」を観ました。
久しぶり本多劇場です。
舞台は戦時下。故淡谷のり子さんが構想の元となった歌手演じる戸田恵子さん。
歌に対する信念を貫くストレートさが、気持ちいいです。
それに日露戦争の、あの二百三高地から生還したというマネージャー役の大和田獏さんが、音楽の持つ力を、飄々とした感じで語った言葉。これは演劇史に残る名セリフかも・・・
このような時代背景の中で語られる音楽。それを珠玉の台本の演劇で観る。
なんともすがすがしい時間。
先月に、Bunkamuraのル・シネマで、「新世紀、パリ・オペラ座」を観ました。
キャストをはじめ、さまざまな人たちが登場するドキュメンタリー。人以外の登場も・・
ストライキがあったり、本番直前の交代劇など、大変です。
おもに若手バリトン歌手にスポットを。
さて、シーズン中にはパリで連続テロが発生。ロックバンドのコンサートが開催されていた劇場も標的に。
それに対し、パリ・オペラ座からは、早速、テロには屈しないとの声明を発表。
確かに、当時のニュースでも、市民へのインタビューで感じたことなのですが、戦う事を忘れない市民なのだということが、とても強く印象に。