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2012年7月21日Daily Archives

指揮者変更の東フィル定期演奏会

昨日の東京フィルの定期演奏会は指揮者が急遽変更になりました。
前々日位にはがきでお知らせが来ました。近親者が重篤のためとあります。
その何日か前には、演劇の舞台の方の出演者変更の知らせもあったばかりなので、あれあれという感じ。

予定だった指揮者は、ベネズエラ出身の若手、クリスチャン・ヴァスケス。あのエル・システマのグスターヴォ・ドゥダメルの後輩にあたる人。一曲目もメキシコのマルケス作曲「ダンソン第2番」の作品を取り上げるなど意気込んでいたと思いますが残念でした。

代わりの指揮は渡邉一正氏。来年初頭の定期でコンチェルトの弾き振りの予定です。
2曲めは中村紘子さんのチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」。
相変わらず迫力の弾きです。独特と思われるテンポのアクセントも、職人のこだわりというところでしょう。やはり引きこまれます。

そしてベートーヴェン「交響曲第7番」。開演前にパラパラと見たプログラムの中で、コントラバスの道具に触れてあったためか、今日はそちらに注目していました。
4楽章の最後、低弦の強調部分の流れがよくわかり、新たなこの曲の面白さ発見でした。

音楽の場合、1年から2年、場合によっては3年くらい前からスケジュールは決まるんですかね。
体調管理は当然のこととしてもいろいろ大変ですよね。演奏以外にも緊張を強いられる世界ですね。

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