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2013年4月7日Daily Archives

第5番を2曲

新年度の東京フィルの定期演奏会。今日のオーチャードでの指揮は尾高忠明氏。

最初に新年度のプログラムを見た時に、「おっ」と思いました。

4月はベートーヴェンの祭典となっていますが、この日の演目はベートーヴェンの第五とショスタコーヴィチの第五。

片方ずつなら普通ですが、2曲が並んでいることに反応してしまいます。そもそも演奏会の冒頭がベートーヴェンの運命からとは気合が入りますね。

先月の演奏会のパンフレットに、今回のベートーヴェンの第3楽章のリピートの有無に関して「当日のお楽しみ」となっていました。楽章単体での形式的なバランスでは有り、曲全体でのバランスをとれば無し、のどちらか。

答えは「リピート無し」でした。

尾高氏はまた、あえてピリオド奏法はとらず、演奏会場の拡がりとオーケストラの発展という過程を大事にしたいとの立場だそうです。

70名を超える編成での演奏は、現在の楽器での最強の響きでホール全体を鳴らして、完全に聴衆を圧倒。すごい日になりました。

でもまだ前半だった。ではここで約1440分の休憩(の予定)。

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