さいたま市の川合運輸株式会社です

2014年3月11日Daily Archives

宮本亜門氏の「魔笛」

自動録画されていた番組のなかで、宮本亜門氏がミュージシャンと対談していました。

後半になって、とても印象深いシーン。簡単なドキュメントでしたが、宮本亜門氏が、ウィーンでモーツァルトのオペラ「魔笛」の演出に取り組んだ時の様子が紹介されていました。

日本人がウィーンで、「魔笛」の演出をするということに、尋常ではないプレッシャーがあったようです。

「魔笛」は日本人が思っている以上に、ウィーンの人の中ではバイブルのような存在なのだと。

舞台での演出は、ゲームの中の世界に入っていくというもので、とても奇抜。

その中に、原爆や津波を表現した映像のシーンがあり、人間が乗り越えるべきテーマとして扱われていました。

日本人ならではの発想ということになりますが、おぼろげながらに、「魔笛」の意義に少し違った角度から光が当てられたのではないかとも思いました。少し前の録画を、たまたま見たのが昨晩でした。

川合運輸株式会社HP