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2015年7月12日Daily Archives

東フィル・尾高氏のチャイコフスキー「悲愴」

今日は東フィルのオーチャード定期。

メインはチャイコフスキーの交響曲第6番。

やはり、今日は「悲愴」と思うと、他の曲とは意識が違いますね。

聴く側も身構えているからという事ではないですが、今日は会場内が静かなる感動に包まれていたような。

指揮は尾高忠明氏。

テンポなども特に誇張するようなところがなかったのですが、劇的な曲がより際立って聞こえるのが不思議です。同じオーケストラでも、指揮者が違うと、まったく印象が違うことがはっきるする典型のように感じます。

3楽章が終わったあと、すぐ4楽章には入らずに、間をとりましたが、思いのほか余韻が残って4楽章の冒頭が、より痛切に響きました。

外は猛烈な暑さでしたが、ホール内の時空は不思議なものです。隣はマジ泣き。

bunkamura201507

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