さいたま市の川合運輸株式会社です

2012年10月2日Daily Archives

パレットの憂鬱3

物流倉庫内で使われているパレットは、木製でも樹脂製でも長年使用に耐える頑丈なつくりです。

ところが輸出専用で繰り返し使用を考慮しない場合では、昔は簡単な木製。木材が駄目な国に対してはダンボール製のパレットを使用したりもしますが、最近は安価につくられた樹脂製もあります。
海外から入ってくるパレット梱包貨物も、ごく簡単な作りの木製だったりします。

このようなものは、他の用途に使うにはちょっとという感じで廃棄物になってしまいます。

燃やしたりした昔とは違い、なかなか木製パレットの処分には費用がかかります。
以前に、産廃業者さんの費用があまりに高いので、色々探してようやく、パレットをチップにして再資源化する業者さんを見つけて、そこへ持ち込んで、自社の輸送費用のみで廃棄処分料をかからなくしました。

お客様の会社や、納品先の会社では、それぞれのシステムで物流管理をしており、規定のパレットを使用しています。
そのため、パレット化された荷物を、納品先で、梱包を解いて箱単位で納品先指定のパレットに並べ、解いたストレッチやパレットを持ち帰るという事が結構あります。もちろん廃棄物をやたらに発生させたくないという事情もあると思います。
そのような場合、回収した廃材を、積み込んだところへ返却する場合もあれば、こちらで処分する事もあったり、そもそもその辺の取り決めがうやむやだったり・・。

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